一陽来復

東日本大震災から14日が経過した。

現地ではまだ苦しい状況が続いていると思われるが、
私の親しい仙台の人も、避難所から家に帰ることが出来てほっとしている。

死者の数、行方不明者の数は増え続けている。
原発問題もまだ続いている状態であるし、放射能による汚染のニュースも目に付く。
暗澹たる思いで、自分の足も泥沼に嵌ったかのように重い。

どんなに近代的な文明を築いてきても、
自然の持つ力には太刀打ちできないのだと、改めて思い知らされた。
子供の頃に夢みた近未来的なものが並び始めた現代においても、
その驚異は相変わらず驚異として有り続けるのだろう。恐らくこの先もずっと。

また今回、非常に多くに国々が支援を申し出てくれた。
非常にありがたいことだけど、それはこれまでの日本の行いによって得たものだ。
戦後から今までの行い。私の祖父や祖母の代が、また父や母の代が頑張ったお陰だ。
今生きている若い世代はきちんとこれを理解しなくてはならない。

「日本は世界中の困っている人を援助してきた最も寛大で強力な援助国の一つだ。
今回は国連が日本国民を支援し、できることは何でも、すべてやるつもりだ」
国連事務総長 潘基文




そして「今」もいずれ「過去」になっていく。
日本として日本人として、らしい行いを、正しい行いをし、
被災された方々には、前向きに強く進んでいって貰いたいと思います。
日本に住む多くの仲間が、家族が協力するから。

今回の大地震後、各国のニュースにおいても日本人の高い理性と道徳心は高く評価されている。
同じ日本人では見ることの出来ない視点からの意見。忘れてはいけないと思う。



特に新幹線と東北道の復旧を…。
仙台に行きたいが行けない状態です。
尤ももう少し落ち着かないと行ける状況ではないか…現地に迷惑は掛けたくない。



いずれ仙台でゲーム制作をしたいと目論んでいたため、
今回の東日本大震災は、同時に私の心まで倒壊させた。
いやまだ崩れてはいないが――打ちひしがれた。

何か出来ることはないかと悶々としていたが、今は皆が自分のやるべきことをやっている。
結局のところ、それが一番正しいことなんだろうと思う。
だから自分もいつまでも悲観に暮れていてはダメだなあと――。

最後に、昭和3年から昭和14年まで日本に滞在した外交官夫人の著作「東京に暮らす」から。



日本人とイギリス人の基本的な類似点は派手より地味を好むこと、
静かで落ち着いた態度を好むということです。
イギリス人は謙虚さを好み、理想とします。
従って自慢とか、謙虚さのない知識のひけらかしを嫌い、そういう人たちを信用しません。
この傾向は日本人になるともっと強くなります。
日本人は非常に謙虚な国民で、
慎み深い振る舞いや言葉遣いがすっかり身についています。
彼らも他の国民のように誇り高いのですが、自慢することを嫌います。
日本人としての誇りを持ち、かつ外国人から学ぼうという謙虚な姿勢のために、
日本は今日の世界の中で、重要な位置を占めるようになったのです。
イギリス外交官夫人 キャサリン・サムソン



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by limpidelumiere | 2011-03-24 05:24 | diary | Trackback | Comments(0)

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