Question Suicide

久しぶりに更新して、こんな事を書くのもおかしいとは思うが――
警察では自殺者統計を取って、それをネットで公開しているとご存じだろうか。

『生活安全の確保に関する統計等』の中にあるもので、今月ならば『平成26年の月別自殺者数について(4月末の速報値)』だ。
PDFファイルで落とせる。

ちなみに今年の4月に自殺した人数は、2198人である。

2198人……!

その中で、東京都在住の方の中では、220人が自殺で命を落としている。

恐ろしいことだが、1日で7人が自殺している。
日本中で考えるならば1日70人だ。

学校のクラスで言うと2クラス以上の人数が、自殺している。驚異的な数字だ。
人口3億余りのアメリカの2倍と言うだけはある。
この数字の進み具合だと、今年も例年通り、年間3万人の大台に届くだろう。

生と死というテーマは作家(ライター)になろうとした瞬間から、ある意味大きな壁であり、大きな障害である。
理解出来ないものを理解しようという様は、一種の哲学みたいなもの。

生と死を考えると、それは連日のようにニュースになっていて、
いつしか日常の一部のようになっている『自殺』と言う現象にも、興味を抱かずにはいられない。

日本は死を『散華』と、華が散る様と表現してしまうくらいだから、あまりに独特の文化を歩んできた。
平安時代から自殺はあった。もっというと、神話の中で既に自殺があった。
まるで死に魅了された国だ。

でも本当はみんな、死にたくない。
死というファンタジーに魅了されやすい人が多いのだ。

生きることはもちろん大変で辛い。死にたい。
でも、そもそも概念的に生きることは辛いことであるわけで、何当たり前のことを言っているんだろうと。

辛いこと受動的で、幸福は能動的でないと手にできない。

ここで思うのは、どんなことでもとりあえず自身を動かすことだ。
止まっていれば死が忍び寄ってくる。肉体的にも精神的にでも。
人間という動物は、静であることが死に近づく第一歩なのだ。

この静(せい)が生(せい)と同じ発音なのも面白い。
生と死ではなく、そもそも『生が死』とも言える。

そして動物。動く物と書いて動物。動いていないとダメなのだ。
妙に符合している。


しかし自殺とは何なのだろう。
……謎だ。
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by limpidelumiere | 2014-05-18 02:32 | diary | Trackback | Comments(0)

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