2017年 04月 08日 ( 1 )

これは、特に最近考えることでもあります。
私はライター歴がもう13年目ということで、年齢としては30歳を越えているわけです。

20代の頃はとにかく、途切れることなく仕事が欲しかった。
ちょっと苦しいくらいのスケジュールで、シナリオを吐き出すように書くことが好きでした。

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でもそれも30代になると、何を残せてきているのだろうか、と考えることも多くなりました。
普通に書いて普通に納品して、普通にそれを繰り返して。

まあそんな中でも昨年はちょっと病気に伏せって仕事が出来ない期間があって動揺しましたが、また、そういうタイミングでなおさら考えてしまうわけです。
これでいいのかなと。

クリエイティブな仕事をしているのに普通なんてあり得ないんですけど、もっと自分にしか出来ないことがあるはずだと。
ちょっと自惚れかも知れませんが、そう考えるようになりました。

ここ数年、色々な会社でお仕事をさせて頂きました。

(本名の方でですが)サイバーエージェントの子会社でアプリ制作に携わり、
その後シリコンスタジオに移って新規開発をし、そしてDeNAでも巨大IPと言ってもいい版権もののシナリオを書いてきました。

そうして常駐の仕事をしながらも、フリーとしても何個か新規タイトルに関わらせて頂きました。
まあ、それは以前の日記でも書いています。

→「開発実績の更新をしたいが出来ない…そんな内緒の話




改めて振り返ると、日本のスマホアプリ開発の、かなり上層部分を見てきたと思います。

そしてシナリオライター=クリエイティブの立場から感じたことと言うか、潜在的な問題がある、という認識が強まっていったんですね。

クリエイティブの環境というのは、本当に各社カラーがあって、権力構造もだいぶ違うものです。

それでもやっぱり、クリエイティブが主導権を握っていて、クリエイティブが強い会社は少ないという印象を受けます。
いや、ほぼないのかも知れません。

昔はクリエイターが権力を持っているような会社もあったんですが、今はないですね。
と言うか、クリエイターの扱いが下手な会社が増えたとも言えます。

クリエイティブは社内でも別枠にされているか、もしくはその逆で、出来るクリエイターには企画雑務まで任せている会社もあります。
その無駄な2極化が進んでいると感じています。

要するにクリエイティブが本来のパフォーマンスを発揮できる環境、状態を作れていないのではないか、と。

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私の好きな物を書かせろというスマホしか経験したことのないライターには、それは違うと窘め、
俺の言ったとおりに書けばいいんだ、というスタンスを取るディレクションには、それでは不和が生まれますとアドバイスし――、
要するにそういう立場が1人いれば円滑に回るのになあと思います。

もちろん世の中には、非常に優秀なプロデューサー、ディレクターもたくさんいらっしゃいます。

しかし、新卒からディレクターに育て上げられた人材は、
ディレクターとしてのノウハウしか教わっていないので、分からないのです。クリエイターの扱い方が。
場合によっては、クリエイターを別人種か何かかと思っている方もいるようです。

クリエイティブと企画側で摩擦が起こることが普通、というような状態を非常に多く見ます。
そして其れをコントロールできていないプロデュース側。

クリエイティブ職の定着率が低いなど、そういう問題が起こっている会社もあります。
なので、万年イラストレイターやシナリオライターを募集していたりとね。

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これを言語化するのは、難しいのですが、例えば――
クリエイターとプロデュースを結ぶようなオブザーバー、サーバントリーダーがいれば一気に解決するのになと思ったりします。

あまり踏み込むと、組織マネジメントの話になってしまうのですが、言葉の選び方の問題なので「マネジメント」でも間違いではありません。

私がよくいう言葉で「クリエイティブを上手く使ってあげてください」というのがあります。これは本心からの言葉です。

クリエイターを駒のように配置して、これをやらせておけばいい、という扱いではダメです。
そう言う会社は徐々に消えていく運命にあると思います。クリエイターが離れていくので。

極端な話をすると、私のような考えを持った何人かが集まり、クリエイティブのマネジメントをすれば、その組織はあらゆるメリットを享受すると思います。

目線を変えると、これって殆どの方は分からない貴重なノウハウという武器なのではないかと思ったりします。
こんなこと言って、自惚れだったらすみません。

そのアプローチのひとつとして、『ワオミー』で、アドバイザーとして出品してみました。




この思いを伝えようとすると、どうしても文章が長くなってしまう。
読みづらくてすみません。

しかし、言うだけで何もしないのは嫌なので、まずは手探りながらもやってみようと思います。
まずはどんなことでもいいので、クリエイティブ職が業務上に生じた悩みや問題に対して、アドバイス出来ればと思っています。
色々と自分の目で見てきたものもありますが、さて「実際どうだろう?」という情報ももっと必要です。

もし、こういう考えって最高じゃん! と思う方がいたら連絡をください。
易しく言えば「お悩み相談」なのですが、角度によってはこれは「マネジメント」ですし、組織に対して言えば「コンサルティング」にもなると思っています。

ほんの少しだけ、何かを変えるために。



※追記


ココナラの方でも同様の出品をしました。
今の段階だとココナラの方が使いやすいかも知れませんね。



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by limpidelumiere | 2017-04-08 01:07 | word | Trackback | Comments(0)

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