こういう記事は、意識高い系の情報サイトでは腐るほど配信されていると思います。

でもそういうものって、当たり前だけど精神論だったり。
なかなか実行できないことが書いてある場合もあって、あまり参考にならないんだよね。

だから今回は、自身のフリーランス人生を振り返って感じたことも加味して大幅にアレンジ。フリーランス・シナリオライター版ということで。
私が実際に、仕事をするときに「これは忘れちゃいけないな」と思っていることです。

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今回は、他に私が運営しているビジネス系ブログからの引用・アレンジになります。

※まあエキサイトブログは記事をエクスポートできないブログシステムなので、自然とこういう扱いになりますよ。ね、エキサイトさん。



1.明日死ぬと思ったら妥協はできない


「明日死ぬ」というのは、かなり極端な考え方です。
でもこれ似たようなことを考えれば、「こんなもんでいいか?」という妥協の心をはねのけられます。

死ぬというのが実感がなければ「もし明日風邪でぶっ倒れたら」でもいいです。
今やっていること、今できる範囲最大限にやるべきだと思います。


2.不健康な状況は極力避ける


調子がいいときは、完全に頭から抜けてしまうのですが、体調が悪いと本当に仕事の進みが悪くなる。
だから調子がいいときにでも、うっかり不健康な状況に陥らないように注意しておく必要があります。


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ギリギリの綱渡りをする癖がついてしまうと、身体に無理がたたります。
無理に無理を重ねて、その先に待っているのは生活習慣病だったり、厄介な病気である場合も。
病気になってからでは遅いので、確実に避けましょう。


3.共に戦える人物を傍に置いておく


仕事のパートナーでも、同業の友人でも構いませんが、仲間がいると心強いです。
調子が出来ない時や、何かの壁に当たった時に、相談だったり愚痴をこぼせる相手がいるのはいいことです。

もちろんそれが妻だったりするといいのですが、特殊な仕事をしている場合分かりづらい場合もあるので。
そこはあなたのことをよく知っている相手がいいと思います。
欲を言えば自分よりも目上の人物、尊敬する人物だと尚いいです。



4.想像や願望ではなく、計画として落としこむ


いいことを閃いたが、大変そうだから後回しにしよう、という考え方ではチャンスは逃げていきます。
「こうなったらいいなあ」ということでも、それを実現するために実際に計画を立てることが重要。

そのことについて深く考えてみた、ということが大事だと思います。
考えているだけ、思っているだけはゼロと同じなので、そこで止まるのはよくないです。
そういう癖がついてしまうと、頭では考えてたけど実際出来ていない、という人になってしまいます。


5.完璧さではなく、最善だったか考える


完璧を求めるのはいいことです。プロ意識とも言えますし、格好いいです。
しかし、どう頑張っても完璧に出来ない状況では、極度のストレスが掛かることを覚えておくべきです。

そして、そういうことに限って後を引きます。後を引くと次の仕事にも影響が出来ることも。
完璧に出来なかった、という負の感情が亡霊のように付きまとうこともあります。

「あの時、あの瞬間には、最善を尽くせた」ということが大事です。
1で述べた「妥協しない」とあわせて使うべきです。


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完璧かどうかなんて戦いは、意外と周囲には伝わらないものです。
クリエイティブの場合は特にそうです。



たぶん、この5つのことを守れば大抵のことは乗り越えられます。
どちらかといえば前向きに突っ込んでいく意欲的な5つの提案です。

これまで知り合った人の中では、常に120%で挑めば成果は付いてくる、と言っていた方もいました。
でもそれはストイックすぎます。メンタルが強い人ならいいですが、常人にはなかなか難しいですよね。

これくらいだったら、どんな人でもやれそうだと思うので、印刷してデスクに貼っておくのもいいです。
忘れちゃ行けないことは、そうやっていつも目につく場所に置いています。

そういえば、記事の流用はグーグル先生から怒られて評価を下げるんだっけ?
でも、多少は変えているので、多めに見てくれると嬉しいな。

別にこのブログは上位を目指しているわけじゃないからいいんだけど。


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# by limpidelumiere | 2017-04-03 00:49 | word | Trackback | Comments(0)
経済産業省「雇用関係によらない働き方に関する調査会」の報告書が、昨秋から4回にわたって発表されている。

約4000名のフリーランス、パラレルワーカーを対象にアンケートを実施しており、形だけの研究会かと思いきや意外と本気で統計を取っている。

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ただ今回の調査は幅広いフリーランスを対象にしているため、当然ながら「独立して成功したフリーランス」も対象になっているため、調査結果は平均値になっているのだと思う。
ちょっとその報告書の内容と共に、シナリオライターの実態について書いてみようと思う。

1.社会保障なんて一切ない!


フリーランスと会社員を比較した時に、一番顕著に現れる違いが社会保障だ。

労災保険:なし
傷病手当金:なし
出産手当金:なし
育児休業給付:なし

加えて健康保険も、適切な組合に加入出来ないと、国保になり割高になる。
フリーランサーが各々で民間の保険に加入して備えることも出来るが、国としての公的補償はないのだ。

これだけ見ても、国はフリーランサーというものを
一般の労働者とは違うものとして切り離しているように感じる。

2.スキルアップが出来ない


全てのフリーランスがその道のプロフェッショナルと言うわけではないです。
フリーランスになってから、新規業務を請けることもあります。

しかし新規の領域で失敗したとなれば大きな痛手を負うことになるので、新規領域へのチャレンジが出来ない状態になっています。

スキルアップのためになるような勉強会、研究会、セミナーなど、職種によってまちまちです。
エンジニアのセミナーは良く聞くけど、逆にシナリオライターの勉強会はあまり聞いたことがないです。

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比較的あるのが「初心者向け」のシナリオライター講座です。
キャリア5年以上のシナリオライターに向けた勉強会があれば参加したいと思うが、あるのだろうか?

もっとも、勉強会に参加できる時間的・資金的余裕がなければ参加できないのだが。

3.フリーランスを上手く活用出来ない企業


フリーランスは、企業と契約を結び、業務を請け負うのが仕事です。

しかし、「働き方改革に関する企業の実態調査」によれば、フリーランス人材を「活用している」企業は18.9%に過ぎません。
また、「現在活用しておらず、今後の活用も検討していない」と回答した企業は半数近くに上った。

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これはフリーランス人材の可能性を見出せていない企業が多いということで、非常に残念な数字。

シナリオライターも外注ばかりではなく内勤での募集も多くあり、それには波があります。

スマホアプリの黎明期には、基本的に外注案件が多くありました。
しかし、スマホアプリで従来のビジネスモデルよりも多くの売上が見込めると分かる様になると、外注ではなく内勤で雇いたいという風に変化していきました。

ただその場合も正社員ではなりません。アプリの内容によっては「シナリオが必要なくなる」場合もあり、雇われているシナリオライターの殆どが、派遣契約か、社内常駐の業務委託契約でした。

これはサイバーエージェント系列でもそうですし、DeNA系列でもそうです。
(私は2社とも派遣契約で勤務したことがありますので)

理由は、外よりも中の方が意思疎通、また行動力の点で違いが出てくるからです。
スマホアプリは、時流やKPIに沿って製作すべきモノが変わる可能性があるので、即断即決が鍵になってきます。

ただ、だからと言って外注が使えなくなったというわけではありません。
いまスマホアプリ企業のほとんどは、外注を上手く使いこなせていないと思います。

4.フリーランスのシナリオライターに人生設計はない


ここ10年の間に、私は会社勤務とフリーランスを繰り返しつつ、なんとか生き延びて来ました。

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しかしフリーランスにとって一番の悩みは、何をおいてもまず「お金」です。

お金を稼ぎすぎて節税対策が大変だ、という方向の話ではありません。
全くその正反対で、「1ヶ月暮らせるだけの生活費を稼げるか?」という問題に直面しているシナリオライターは多いです。

欲を言えば「週2日くらい休んでも、1ヶ月暮らせるだけの生活費を稼げる」ようになれれば最高です。
敢えてこう表現すると言うことは、基本的にフリーランスは休日がないということです。

誕生日でもクリスマスでも大晦日でも、何とかして仕事をしていないとお金にならないので仕事をするしかないわけです。
3日休んで3万強も減るのだったら、仕事した方がいいと思うのが賢い判断だと思いますし。

そんな生活をしていて、自分の書いた作品が大ヒットとなり、注目を集めることがあるかも知れません。
しかしそんな注目のシナリオライターだとしても、次の案件の請負単価が、2倍、3倍となることは、まずあり得ないでしょう。

もうかれこれ10年前から、シナリオの単価はKB当たり1000円が基準というのがあります。
誰がそれを初めに言い始めたのかは分かりません。
でもその数字がゲーム業界には深く浸透しています。禍々しい数字です。

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赤裸々に語ってしまうと、過去もっとも高かったシナリオの単価は1KBあたり1700円でした。
私の知り合いには、乙女ゲーで1KB2000円で請けたという方がいます。
でも、それ以上の高単価を私は知りません。

そしてその数字も、『たまたまその取引先の、その案件だけ、その数字で契約が結べた』というだけです。
もしかしたら業界トップクラスのシナリオライターなら、もっと高いのかも知れません。真実は分かりません。

フリーランスであること。
フリーランスのシナリオライターであることに誇りを持ちたいと思いますが、いまの実情を考えると難しいです。

私は「フリーランスのシナリオライター」がどんなものなのか、と聞かれたときに答える決まり文句があります。
それは「例えるなら、売れない芸人みたいなものだよ」です。
あながち間違いではないと思います。

実際駆け出しのシナリオライターの中には、シナリオの単価が安すぎて、
派遣バイトで生活費を確保しつつ、シナリオを書いている方もいますからね。

政府には、もっと深く切り込んでもらいたいなあと思います。

アニメクリエイターの問題にも近いものがあるかも知れないが、
このような状態で、結婚できますか?子育て出来ますか?家買えますか?ということを聞きたい。

今回は経産省の『雇用関係によらない働き方』を元に、フリーのシナリオライターに着眼して書いてみました。



ちなみに。
ゲームシナリオ、世界観設計、キャラクター設計、諸々に関するご相談、お待ちしております。
こういう記事を書きましたが、いきなり高額のギャラを突き付けることはありませんので!

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# by limpidelumiere | 2017-03-21 01:20 | word | Trackback | Comments(0)
これは何でか分かりませんが、
警察庁と厚生労働省が発表する自殺者数を、毎年確認するようになっています。

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2016年の自殺者数は、2万1764人です。
2015年と比べて、2261人の減少。

自殺者数の減少は6年連続。

内約は、男性が1万5017人。女性が6747人です。

圧倒的に男性が多いんですよね、毎年。

自殺の動機としては、(遺書が確認できたものだけで)
1位:健康問題
2位:経済・生活問題
3位:家庭問題
4位:勤務問題

健康問題については、1128人減少しており、厚労省・自殺対策推進室は「かかりつけ医らによる病気の早期発見と治療につながる対策の結果」と分析している。

そういえば、以前は山梨県の富士吉田警察署が、消防や有志と共に「青木ヶ原樹海合同一斉大捜索」が行われていたが、それも2000年で打ち切られてしまった。
というのも、その捜索の様子がメディアで広まり、更に「自殺」というキーワードが広く認知されることで自殺者が増えることを危惧してのことだ。

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しかし数が減ったわけではなく、依然として樹海の管轄になっている富士吉田警察署では、ウェブサイト上で身元不明死体の遺留品を公開し、情報を募っている。(山梨県警のサイトから確認出来ます)

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発見場所、青木ヶ原樹海と記されている。

自殺者は、1998年から3万人を越え、以降14年間、3万人台を記録していた。
最も自殺者が多かったのは、2003年で3万4427人。

これは1年間で考えると、1日に94人自殺している計算になる。

この数字は、交通事故と比較してもその異常さが分かる。
平成27年に交通事故によって無くなった人数は、4117人。平成26年は4113人。

1日に約11人が交通事故で亡くなっている。
十分に多いと思うが、かつて「交通戦争」と言われた昭和45年の16,765人と比較すると、取り締まりや啓蒙活動によって大幅に減少した。

ちなみに交通事故死4117人中、高齢者の死者数は2247人で、全体の54%を占めている。
ご高齢の方は本当に事故に気を付けて頂きたいと思う。

そしてこれで分かるのが、交通事故死の約5倍、自殺者の方が多い。

10万人当たりの自殺者数は、18.5%となる。
アメリカは12.1%だ。
あれほど社会保障が問題になり、貧富の差が激しく、人口も日本の倍ほどあるアメリカだが、自殺者の割合は少ない。

これはまるでディストピアもののストーリーだ。

社会は発展し、GDPは世界第3位、東京都のGDPは世界で1位。
健康寿命も最高水準でありながら、「幸福度」は53位と低く、「寛容さ」は137位と著しく低い。

そして人は自ら死を選ぶ。

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謎はたくさんある。もっと自殺対策と自殺研究をすべきだと思う。
いまの日本は、日本人の性質に合っていないんだと思う。

よく言われるのが、日本人は「幸せですか?」と問われると、誰かと比較した上で、自身が幸福かそうでないかを判断するという。

日本人の国民性は「他人と比較し続ける」性質を持っている。
これは個人主義的な欧米と比べても、如実に表れている要素である。

だからといって個人主義が良いとは言い切れないが、比較した挙げ句に、自己の無価値さを自覚するのは、また違和感がある。

ちなみに自殺理由第1位の「健康問題」とは、どんなものなのか?

これは鬱病・統合失調症・その他の精神疾患も、全て含んでいます。
鬱状態での突発的な自殺も、統計に含まれている。

そしてその「健康問題」は、鉄道自殺の約6割を占めています。

前述では「死を選ぶ」と書いたが、それでは自由意志の中で死を選択したように聞こえる。
でも正確に言うと、殆どの方が「病んでいる」のです。

欝は死に至る病です。

年間2万人死ぬという事実。これはもはや戦争だ。見えない敵、自殺との戦争。

いま政府は労働環境を変え、国民の労働力を更に推進しようとしている。
「働き方改革」として打ち出す政策の中には、昨今問題になっている過酷な長時間労働も関係している。

失われていく年間2万の生命(労働力)を考えると、もっと早く対策を打つべきだと思う。
いかなる対策を打とうとも、失われてしまったものは戻らないのだから。



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# by limpidelumiere | 2017-02-03 00:38 | diary | Trackback | Comments(0)
2015年の暮れから2016年の初頭辺りに、
2本の比較的大きなスマホアプリの開発に携わりました。

会社名としても、業界を知っている人なら、絶対1度は耳にしたことがある会社。
でも残念なことに、殆ど公開出来る情報がないわけです。

それぞれに込み入った事情がありますしね。

厳密に「公表してはいけない契約」を結んだわけではないですが、
後で何かあってご迷惑をお掛けするのも嫌なので、ここは残念だけど言わずに置きます。



ひとつは、独立系の開発スタジオの新規タイトルです。
(一部では)有名なファンタジー大作、と言ってもいいのかな。
一応前作というものがあり、そのタイトルの2作目の開発起ち上げに携わりました。

1作目の方は英語圏、アジア圏にも配信もされており、ユーザー数もそれなりに。

私はまず世界観の基礎固めと、初期段階で登場するキャラクターを発注する業務を担当しました。
そのキャラクター数は、なんと3桁前半。

種族や武器、地域などでバリエーションを付けながら、
イラストレーターさんに渡す資料となる発注書を作るわけです。

やるべきことは明確なので、後は時間との勝負になります。
黙々と基礎作りをしていると、ある日プロデューサー格の方が来て私に言うわけです。

「有名なシナリオライター知らない?紹介して」と。

その質問が、どういう意味で言っているのか分かりきっているので
私としては「さあ…都合が付く方がいれば紹介しますが…」とはぐらかすわけです。

そして私は有期契約だったので、
ファンタジーの世界観の基礎とキャラクター作りを終え、業務終了ということに。

あれから1年少々。無事にそのタイトルはリリースされたようです。
最後の詰めは、当然(私の知らない)別のシナリオライターさんが担当されたようです。

-----------------------------------------

もうひとつは、某IT系大手2社が出資し合って設立した会社からのリリースとなったタイトルです。
この2社とも、CMをバンバン打っているとても大きい会社です。

こちらも新規となる大規模ファンタジーアプリの開発でした。
基礎となる、主役クラスのキャラクターのセリフを作りましたね。

1キャラクター辺り百数個のセリフを、数キャラ分です。
例えば、キャラがアクションする、攻撃時、被弾時、挨拶などのセリフのことですね。

開発スケジュール的に、収録が差し迫っていた為、ヘルプとして携わった形になります。

こちらも1年ほどの間を置いて、ようやくリリースとなったようです。
当然のごとく、ティザームービーには、自分が書いた台詞がちゃんと読まれているという。

「問題なく使われている、よかったあ」と思う瞬間です。



本来ならもっと言えたらいいんですけど、これが限界か。
まあ、これが世の中の仕組みなんですよね。

例えば画家の個展があるとして、多くの人が集まり、画家の絵を鑑賞します。
でも、その絵が収まっている「額縁の制作者」には誰も気に留めないものです。

でも額縁がないと絵が飾れない。
そんな、絶対必要だけど目に付かない部分。

世界観の基礎設計やらキャラクター設計は、そういう仕事だと思います。

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# by limpidelumiere | 2017-01-10 22:43 | works | Trackback | Comments(0)
あけましておめでとうございます。
なんとか2017年を迎えましたが、正直今年を迎えられないんじゃないかと思うほどに、昨年は人生の荒波に揉まれた年でした。

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2016年はどういう訳か転職を2度し、そして現在は再びフリーという立場に戻りました。
フリーに戻りたいという展望はありましたが、具体的にいつ戻るかは決めていませんでした。

「なるようになる」と言えば幾らか格好は付くが、実際は為す術もなくそうなっていたと言う感じでした。

その時々で弛んでいるつもりはなかったが、やはり振り返って見ても厳しいことが矢継ぎ早に起こっていたと思います。

だが落ちたら落ちたで助けてくれる人もいて、ギリギリながら何とかやってこられた。
それについては感謝するしかないといった心境です。

(年も後半に差し掛かった頃に、何となく占いを見ると「転職=大凶」と書いてありました。占いって当たるんですねえ…)

思い通りにならなかった理由のひとつに、病気にあります。
別に死ぬ病気ではないです。大病を患ったわけではない。

しかし、2ヶ月に1度体調不良によって動けなくなったり、ほぼ毎月何かしらの理由で通院をしていました。
通院の領収書の束は、相当な厚さになっています。

長らく続く指の関節炎で、レントゲンと血液検査をしたり。
気管支炎になって咳が止まらず、肋骨に痛みが走り、胸囲のMRIを撮ったり。

2016年の初頭には、昔から煩っている睡眠障害に関するもので、1泊検査入院をしました。
よく考えたら、このスタートからして2016年に傾く暗示だったのかも知れません。

フリーランスで修羅場に追い込まれがちなシナリオライターというのは、
寝たいときに寝られず、休めるときにしっかり休めないといずれ体調を崩すものです。

だけど、この不摂生が徐々に自律神経を蝕んでいき、眠れないということもよくある話で。
クリエイター職が突然具合悪くなって休むパターンには、こういうケースが多いんです。

クリエイターの基本鉄則には「病んではいけない」というのがあります。
病んでしまったら、みんなが楽しむために手にするエンターテイメント作品なんて作れませんからね。

まあこれらのお陰で、周囲からはかなり病弱な奴というイメージが付いてしまったのではと思う。
昔からひ弱な部分もあるが、根気だけはあると思っているので取り返したいものです。

最近は歯医者に通っています。
もう連続で6回ほど通院したかな…虫歯の治療や親知らずを抜いたりと、不具合のある所を全て治してもらっている最中。

具合も徐々によくなってきているので、2017年は昨年停滞して藻掻いた分、しっかりと働きたいと思っている。というか祈っています。

年末もギリギリまで仕事を頂いていたし、2017年も決まっている仕事が幾つか。
ひとつひとつ、乗り越えられたなあと安堵しています。

一応これでもシナリオライター歴は12年?
中堅に入っているはずだと思っているのですが、そんな風格も威厳も全くないし、生活はいつも大変です。
多分15年目になったとしても、こういう感じなんでしょうね。
私たちがやっていることは実にシンプルで、書かせて貰える仕事がなかったらそこで終わりですから。

発注側も、毎回同じ様な企画が通る訳ではありませんから、会社員のようにジッと長く続くものではありません。
とは言え、そういう生活も好きだから結局続けているんだと、今では思います。

2017年も生きていこう。


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# by limpidelumiere | 2017-01-03 02:39 | diary | Trackback | Comments(0)

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